小学校で分数を習って、
意味がわからず大混乱、
となった覚えのある方も
いるのではないでしょうか。
下から書かなきゃならないし、
ノート2行分使うし。
しかも
が2って、え、何で増えるの???
などなど。
こんなことが何の役に立つのか、
と思っていたのに、
大人になってみたら意外に、
日常で使われていたりします。
分数は後ろ向き
こちらは、街で見かけた看板。
2分の1ポンドが2900円で、
……え、1分の4? つまり4ポンドで
1600円!?
もちろん、4分の1ポンド、
と書きたかったんだろうな、
というのはわかりますね
発音の順序からだとつい、
こう書きたくなってしまう気持ちもわかります。
学校で分数を習ったときは
のように縦に並べました。
下にあるのが分母、上にあるのが分子。
分母から読んで、
4分の1
ですね。
これを横1行で表せるのが、スラッシュ(/)を
使った書き方、ということになります。
実は単純に言うと、
どちらも
という意味です。
パソコンで計算するとき、
割り算はスラッシュを使いますよね。
それと同じです。
で、実は4分の1を英語でいうと、
one-fourth
つまり、並んだ順通りなのでした。
日本語の分数の呼び方が分母からなので、
ややこしいことになるのですね。
いずれにしても、割り算だと思えば、
書き間違いも防げるかも……
あ、余計混乱しました?
分数はケーキで考える
子供の頃は丸々一個のケーキに憧れました。
いわゆる、ホールケーキ、というやつですね。
え? 穴空いてんの?
と思ったら、
hole=穴
ではなくて、
whole=全体の、すべての
という意味の言葉。
日本にいたら英語なんて知らなくたって
なんとかなるでしょ!
と思ってたのに、やっぱりいつの間にか
当たり前のように使われている。
そのホールケーキは、1分の1、
ということですね。
2分の1わる4分の1が2
っていきなり言われても
理解できなかったけれど、
2分の1のケーキは、
4分の1のケーキ2切れ分、
と思えば、ようやくちょっとわかってくる。
そんなわけで、今日は食べ物のお話でした…?