「春フェア〜花の便り〜」が行われている、
町田薬師池公園に行ってきました。
春の花々も、そろそろ終わりの気配。
藤の花はすでに、パラパラと寂しげな感じです。
白い藤の花が、こちらも数は減っていたものの
まだまだ咲いていて、クマバチが一生懸命
蜜を集めていました。
5月5日はこどもの日ですが、
二十四節気の立夏でもあり、夏の気配も。
公園内ではいくつもキッチンカーやテントなどで
出店していました。
夏の気配といえば、ビールがおいしくなってくる頃でも
ありますが、アルコール類の出店があったのも
久々ではないでしょうか。
その中にはクラフトビールのお店、
ビアハウスALNILAMもありました。
メニューはハートランドと、
もう1種類あるはずがこちらは既に完売。
出店は残り5日と、7日・8日とのこと。
そして、普段は秘仏としてその姿を見ることができない御本尊を、
12年に一度見られるタイミングということで、
野津田薬師堂もお参りしてきました。
この公園が薬師池公園と名付けられているのは、
この薬師堂が由来。
薬師池は、もともとは農業用の溜池として
作られたものなのだそうです。
薬師堂の方は、正式には普光山福王寺と号していました。
現在は園地が公園として整備されたため、
お堂は脇役のようにひっそりたたずんでいますが、
とても長い歴史のある、由緒あるお寺です。
室町時代末に荒廃してましたが、再興されました。
12年に一度拝見できる御本尊の薬師如来像は、
寺の巻物によれば天平年間(729-749)の作とされているとか。
学術調査によると平安時代後期、
11世紀ころのものとされているそうですが、
それでも相当古いものです。
町田市内では最古の木造仏として、
有形文化財に指定されています。
12年に一度、寅年に薬師如来がご開帳されるのは
各地で行われているようですが、
野津田薬師堂も「武装寅歳開扉・薬師如来霊場」として
25の寺院の1つに数えられています。
町田市内で6箇所、大和市が1箇所で残りは横浜市内。
25寺院を巡る専用の納経帳も用意されています。
5月8日までとのことなので、
残り全てを回るのは難しいでしょうが、
12年に1回のチャンスなので、
興味がある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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