ガラスのお皿作りに挑戦〜玉川学園前グラススタジオでワークショップ

町田
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坂の多い玉川学園

電子書籍を作った時に、表紙のイラストを書いてくれた
イラストレーター・Kさんのお誘いを受けて、
ガラス工作の体験をしてきました。

場所は玉川学園。

小田急線の玉川学園駅を降りて北口から、
その教室のある「玉川学園前グラススタジオ」に向かいました。

https://tamagakuglass.com/

丘の上にある街なので、急坂な上に、
道が斜めになったりカーブしていたりちょっと戸惑いましたが、
ほどなく目印の、ミントグリーンの建物が見えてきました。

まずはデザインを考える

先生はKさんと美大時代の同級生とのこと。

用意されていたのはカッターマットと、
厚紙の方眼紙、そして下書き用の紙。

見本の作品を見せていただいたのち、
自分のデザインを考えていきます。

今回作るのは15cm四方の角皿で、
パッチワークのようにカラフルなガラスを並べて図柄を作ります。

ガラスのカットの仕方の都合で、
基本的には直線しかできません。

また、難易度の点から各部分は
あまり小さくないほうがいい、とのこと。

型紙を作る

下書き用紙にいくつか案を書きながら、
色も合わせて検討します。

とはいえ、色数には限りがあるので、
ここであまり細かく考えすぎないほうがいいようです。

どんな形のパーツを並べるかを考えた後、
配色はざっくりとした状態で留めました。

方眼紙にデザインを写したら、輪郭を太いペンでなぞり、
各パーツに番号を振ります。

それから型紙をカットしていくのですが、
太く引いた線を切り落とす感じにします。

そうしないと、ひとまわり大きくガラスを切ってしまうことになり、
収まらなくなってしまうからです。

使いたいガラスを選ぶ

型紙の用意ができたら、色とりどりのガラスから、
使いたいものを選んでいきます。

ガラスは暖色系、寒色系、黒っぽいもの、
と大きく分けて置かれていましたが、
雰囲気からかついつい寒色系を選びがちに。

また、裏まで見える透過型のものと、
透けていないものがあり、これも重要なポイントです。

せっかくガラスで作るので、透明感を出したいですが、
透けるとお皿を置いたテーブルの色なども見えるわけで、
その辺りも考慮します。

ガラスをカットする

ガラスが選べたらカットしていくのですが、
その前に練習タイム。

直線を引かれたガラスに、滑り止めをつけた定規を当てて、
ガラスカッターで筋を入れていきます。

筋を入れたところの端を、真ん中に出っ張りのある
特殊なプライヤーで挟み、少し力を入れると、
筋に沿ってパキッとガラスが割れます。

これがなかなか気持ちがいい。

筋にムラがあったり足りなかったりすると、
途中で変な方向に割れてしまうので、なかなか難しいです。

それでも慣れてきたところで、
本番のガラスカットをスタートしました。

ここでの最大の注意は、1回カットするごとに
作業スペースをハケできれいにすること。

細かい破片が出るので、不用意に手を置くと
刺さってしまうからです。

やはりここが最難関

練習用と違って、ガラスによって硬さが違い、
同じようにやっても思うようにはいきません。

それでも初めはそれなりにできていたのですが、
だんだんと疲れてきたのか、参加者それぞれ失敗が目立つように。

この日は雨だったのですが、だんだん雨脚が強まってきました。
夢中になっているとそれにも気づかないのですが、
あ、けっこう降ってる!と思ったのはやはり、
集中力が途切れてきたからなのでしょう。

ここでいったん休憩タイムに。

しばし手を休めて、
それぞれの近況話などで盛り上がりました。

参加者の亡くなられたお父様が、
居合い抜きをされていたなど、
びっくりするようなお話も!

最後の追い込みと配置

ひと息つけたところで作業を再開。

同じ色だからとまとめて取ろうとしたら、
変なところで割れてしまったりと、
慣れてきたからこその油断で失敗もありましたが、
なんとか一通り、カットし終えることができました。

 

それでも中途半端にしか切れなかったところは、
先生が特殊な機械で磨きをかけて、きれいにしてくれました。

仕上がりはお楽しみ

最終的には先生が、さらに整えてくれた後、
一枚ガラスの上にこれを並べて、焼き入れをしてくれます。

いったん平らな状態で焼き、さらに周りに傾斜をつけて
焼き込むという2段構えだそうで、
仕上げていくのもまた大変そうですが、
ここからは完全にお任せです。

焼き上がりが楽しみです。

 

玉川学園前グラススタジオさんでは、
今回のような単発の体験講座の他に、
定期的に通う連続講座もあるようです。

ぜひこちらのサイトから、ご覧になってみてください。

https://tamagakuglass.com/

 

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