子どもたちの創造力が光るイベント「ミニまちだ」2023

町田

先日、短い時間でしたが
「ミニまちだ」
というイベントを覗かせていただき、
合わせて写真も撮影させていただきました。

このイベントは昨年初開催されたもので、今年が2回め。

小学生の子どもたちが小さな「まち」を運営し、
そこに同じく小学生の子どもたちが「市民」として参加するという、
子どもたちによる子どもたちのためのイベントです。

サービスを提供する側も、サービスを享受する側も、
どちらも体験できる、という企画です。

ドイツの「ミニ・ミュンヘン」が第一号と言われ、
その町田市バージョンが「ミニまちだ」。

まちを運営するための市役所や銀行、警察署など、
基本的なインフラの設定はあるものの、
そのほか、どのようにまちを運営するのか、
また、どのようなお店を出すのかといった、
企画も子どもたち自身が考えます。

大人のサポートを受けながら、
数カ月に渡って会議を重ねて準備を進めてきました。

昨年は何回か、そうした企画会議も
覗かせていただいたのですが、
今年はタイミングが合わず、
本番で初めて拝見することに。

本番当日は2日間ありますが、
私が訪れたのは初日の午後の時間。

すでに当日参加の「市民」となった子どもたちも
すっかり馴染み、思い思いに「仕事」を得て、
そこから得た報酬(イベント内通貨があります)を
使って飲食や遊びを楽しんでいました。

 

会場は成瀬コミュニティーセンター。
手づくりのさまざまな看板やセットが組まれていますが、
それぞれに工夫をこらしていました。

キャッチーな店名や、ちょっとした注意書きにも
工夫の跡が。
(「われもの注意」の表示に1文字加えて
「わすれもの注意」に変えるなど)

当日参加者による「起業」も認められていて、
昨年に続いて今年も、当日プレゼンを経て
開業したお店があったそうです。

保護者の方は基本的に入場できず、
案内の「見学ツアー」に事前に申し込んだ方のみ
入ることができます。

無言を示す、バッテンの付けられたマスクで
子どもたちから案内を受けていました。

もちろん、会場内には準備からサポートをしてきた
大人のスタッフが常駐。
さらに学生のボランティアも参加してフォローをしているので、
保護者の方々も安心して子どもたちを参加させられます。

会場内でアナウンスをするのも、
子どもたち自身。

終了のご案内と帰る人への対応、
そして2日めに備えつつ、
初日の片付けも取り組んでいました。

運営する子どもたちの募集も、当日参加の募集も、
いずれもあっという間に定員が埋まったとか。

今年も全体に好評だったようなので、
おそらく今後も開催されることでしょう。

興味のある方はぜひ、
こちらのミニまちだ公式Webサイトを御覧ください。

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