太田市での歴史イベント、無事に終了

イベント無事に終了

すでに一週間が過ぎてしまいましたが、
群馬県太田市で行われたイベント
「第2回南北朝フェスin太田〜新田義貞の里だよ、全員集合」
は、無事に終了しました。

当日の様子を、少し振り返っておきたいともいます。

イベントの中身

イベントの方は、まず午前中は
うちわ作りのワークショップ。

当地の英雄・新田義貞の銅像や
新田一族のイラストをプリントしたものを
切り貼りして、オリジナルのうちわを作る、
というものでしたが、
小さなお子さんも参加してくれました。

私は案内のため会場入口付近で
立っていたのですが、
出来上がったものを嬉しそうに
見せながら帰っていったのが
とても印象的でした。

午後は地元の歴史研究者である
久保田順一氏による講演をメインに。

南北朝期に行われた「鎌倉攻め」は5回あり、
そのうちの4回に新田一族が参加。

鎌倉攻めといえば新田氏、
とも言い得るというお話が
とても面白い切り口でした。

 

当日の失態

当日は展示スペースで流す動画を、
当方のPCから行う、
ということになっていたのですが、
プロジェクターと繋ぐHDMIの変換コネクタに
全く注意が及ばず、設営中に
接続できないことが判明するという大ピンチ。

いったん、画面を直接見ていただく方式としつつ、
幸い近隣にあった家電店の開店を待って、
無事にコネクタを確保することができました。

近日中に閉店ということで閉店セールをやっていて、
営業期間に間に合ったこと、
割安で購入できたことは二重にラッキーでした。

朝からお店まで、
2往復もして汗だくになってしまう
(最初はまだ開店時間前だった)とか、
お気に入りの鳥獣戯画の扇子を
どこかに落としてしまう、
という残念なおまけもありましたが。

プロジェクターは、会場である
太田市民会館スタッフの方々が
セットアップしてくれて、
こちらは接続さえすればいい、
という状態にしていただけたのは
とてもありがたかったです。

スタッフの方々によるサポートは、
パーテーションなど資材の設営・撤収でも
入っていただいて、
人手不足のイベントとしてはとても助かりました。

ここまで手厚く会場の方が
お手伝いしてくれる場所は初めてだったので、
とてもありがたいと共に驚いてしまいました。

 

配信時の苦戦

昼休憩の間に、配信のための
音響チェックをしたのですが、
スピーカーから出てきた音声を
マイクが拾うと非常に聞き取りづらく、
どうしたものかと難儀しました。

こちらの設備が揃っていないため、
マイク音声は会場にスピーカーで
流すことしかできず、
直接配信には流せなかったためです。

全方位集音のマイクがあったため、
これを話者の近くに置くことで、
スピーカー音声ではなく地声を
直接拾えるようにして、
なんとか聞ける状態にすることができました。

それでも、スピーカーからの音も
拾ってしまうため、
籠もったような音になり
配信参加者の方々には
お聞き苦しかったのでは、
と申し訳なかったです。

本来はスイッチャーなどを用意して
線を繋げられるのが理想ですが、
それは今後の課題となりそうです。

 

埋まった席に感慨

正直、立地の問題もあり
集客は難しいのではないか、
と思っていました。

事前情報ではチケットの販売も
なかなか進んでいない、
と聞いていたので、
あまり期待しないでおこう、
と思っていたのですが。

前週に地元新聞に記事が掲載、
当日はテレビの取材も入るなどした
効果があったのか、
地元の方を中心に
当初用意した椅子が足りなくなるほどの
方々に参加していただけたのは
感慨深いものがありました。

講演していただいた久保田先生は
100人くらいは普通に集まるらしいのですが、
主催団体が発展途上のため、認知度はまだまだ。

昨年のイベントでは閑散とした会場を見ていただけに、
正直嬉しい誤算でした。

質疑応答の時間には
活発に質問をしてくれる方々もいて、
充実した時間を過ごしていただけたのでは
ないかとホッとしました。

イベントごとは用意と卒意。

当日、その場に臨んで色々なことに
対応していく必要がありますが、
事前に準備できることもまだまだあったな、
ということも学べたので、
またなんらかのイベントを
お手伝いする機会があれば、
これを活かしていきたいと思います。

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